最良音質の聴き放題サービス【Deezer HiFi】
皆さん、音楽の音質ってこだわる方ですか?
筆者の場合、イヤホンにはこだわりますが、ウォークマンで買ったり、ハイレゾを買ったりなどはしません。
でも、たまに最高音質の音楽が聴きたいという衝動に駆られる時があるんですよね。
CDを聴いたときって、スタジオで生演奏を聴いてるみたいな感覚があるじゃないですか?それを味わいたくなる時が度々あるんです。
もし、それを聴き放題サービスで味わえるとしたら、嬉しい話ですよね。
実はあるんです。CD音質で数千万の曲が聴き放題のサービスが。
その名も『Deezer HiFi』
Deezer HiFiって?
2007年設立のフランスDeezer社が提供する音楽聴き放題サービスで、CD音質で聴ける配信曲数は3,600万曲以上にのぼります。
料金は1,960円と、一般的な聴き放題サービスの倍近い値段です。
値段だけ見ると、高いと感じる人もいるかもしれませんが、使ってみる価値は大いにあります。
サービスの価値を分かるためには、音質がどのくらい良いのか理解しないといけないと思うので、電機的な少し細かい話をしますね。
音質のレベルを表すとき、kbpsという単位が使われます。
kbpsとは、1秒に何キロビットのデータ情報量を転送できるかを表します。
1,000を表すキロの「k」と、1秒間に転送可能なデータ転送量を表す単位「bps(bit per second)が合わさった単位です。
1kbps=1,000bpsという事になります。
ラジオ、CD、YouTube、聴き放題サービスでは、それぞれ流れる曲のkbpsの数字も変わってきます。
当然、数字が大きいほど転送できるデータの量も増えます。
逆に、数字が小さいということは、転送できるデータの量が少ない=カットされている音域がある、ということになります。
つまり、kbps(bps)の数字が大きいほど音質はキレイで、小さいほど音質がぼやけます。
一般的に、128kbpsあれば、音楽を聴くのには十分と言われています。
人によっては、高音質と感じる人もいるでしょう。
聴き放題サービスなどでは、最大320kbpsまで音質が選べるサービスもあり、「最高音質で曲を楽しめる」と謳ってたりします。SpotifyやAWAなどがそうですね。
ただ、最高音質と言われる320kbpsという数字も圧縮されたデータの数字に過ぎません。
CDだと圧縮されていない状態で曲を聞けるのですが、CDのkbpsはいくつだと思いますか?
なんと1,411kbpsです。
聴き放題サービスで最高音質と言われる320kbpsの3倍以上もあります。
例えるなら、「密室で生演奏を聴いている感覚」と言っても良いでしょう。
視力が悪い人がメガネをかけて映画を見るのと同じぐらいかもしれません。
もちろん、使うイヤホンであったり、スマフォで聴くのかウォークマンで聴くのかで音質も変わってきますが、同じ条件下であれば、臨場感の違いに驚くはずです。
『Deezer HiFi』では、そんな贅沢な音質で音楽を無制限に楽しめるのですから、感動ものですよね。
ただし、デメリットも大きく、Deezer HiFiでCD音質を楽しむためには、Chromecast対応の専用機器が必要となります。
気軽にサービスを利用できないのは痛いですが、Deezer HiFiでは初月無料キャンペーンもやっているので、普段の音楽環境に物足りなさを感じている人は、これを機にスピーカーなどを買って贅沢な時間を楽しんでみてもいいのではないでしょうか。
ぜひ、Deezer HiFiをチェックしてみて下さい。
www.deezer.com